小山医院 三重県熊野市 内科・小児科

三重県熊野市 小山医院

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診療の中で

希望するもの、抗体検査と発熱外来

2020年04月24日

新型コロナウイルスによる感染について、日々情報が多く出されている。

4/24にインターネットで知ったことである。ニューヨーク市の住民を無作為で選んだ人を対象に新型コロナウイルスに対する抗体検査を行った結果、21.2%の人が抗体を持っていたらしい。これが事実だとすると、新型コロナによる感染致死率が0.5%に低下するとのこと。これは、予想を超えて感染した人が多く、しかも治っていたということであり、おそらく、症状のない不顕性感染も含まれていると思われる。

この新型コロナウイルスに対する抗体が、麻疹に罹って獲得するような終生免疫となるのか、あるいは、インフルエンザのように一定期間免疫を有することになるのかが、気になるところであり、今後迅速に研究されることを願っている。

日本でも、この抗体検査を国民すべてが行えるような施策を望む。それと同時に、各地に、発熱専門外来を作ってもらい、誰もが遠慮なく診察できるような体制を願う。ここは、発熱者が隔離されて個別で診察を受けることができて、新型コロナのPCR検査も受けられて、感染が判明すれば、すぐに治療を始める準備ができることが望ましい。今は、感染を恐れて受診を控える患者さんが多いし、もし医療機関で新型コロナの感染者が判明したら、感染濃厚接触者とされて、診療が当分の間できなくなるという状況では十分な診療ができない。